システム環境設定の「省エネルギー」に「可能な場合はハードディスクをスリープさせる」チェックボックスがありますが、これをオフにしてもハードディスクはスリープします。マシンはMacPro(Early 2009)です。
ずっとこれが分からなかったのですが、以下のページにありました。感謝です。
massiva/logic&mac tips:ハードディスク
どうもこのチェックボックスは一度オンにしてしまうと、オフにしても設定が変更できないようです。
対策としては、ターミナルで以下を実行します。Tiger以降は「disksleep」で、Panther、Jaguarは「spindown」になります。pmsetコマンドで、disksleepを0(ゼロ)に設定します。
% sudo pmset disksleep 0
このチェックボックスは省エネのためにありますが、私のマシンの場合しばしばスリープからの復帰ができず、電源を落としていました。さらに悪いことにこの時にハードディスクが壊れることもあります。スリープからの復帰の原因がこれとは明確にわかりませんが、上記ページからリンクされている以下のページをみるかぎり可能性はあります。
The Spinning Beach Ball of Death
一応、わたしの環境を説明しておきます。MacProに2台のハードディスクが内蔵されていて、1台はシステム用、もう1台は作業用と分けています。作業用のハードディスクがスリープしますので、もしかすると1台で使っている場合はこの問題は起きないかもしれません。